湘南発の「新しい形の映画鑑賞空間」をテーマに移動式映画館として定期的に上映会を行い、茅ケ崎に常設館の設立を目指している「輪輪シネマ」さんをご紹介いたします。活動を開始されたのは2011年10月、代表者は茅ヶ崎出身の高林健さんとスタッフの長谷川文乃さんです。
雨降る中、長谷川文乃さんは笑顔でいらっしゃいました。長がった髪をばっさりショートにし、大変身でびっくりしました。とてもキュートで可愛い方です。サポートセンターと輪輪シネマさんとの出会いは2012年の5月、当センターが10周年記念で計画した映画上映にご協力いただいた時が始まりです。上映中も飲食あり、場所を離れてもよい・・など今までの映画館での常識を打ち破る新しいスタイルで、上映も野外で行い、私はすごく新鮮さを感じ楽しかった事を覚えています。
2012年6月より茅ヶ崎市で開催されている茅ケ崎映画祭。 キャッチコピーは「街と人がつながる、手作りの映画祭」。映画館やホールでの上映のみならず、市内の旅館や飲食店、美容室を上映会場としているのが特徴です。輪輪シネマさんもこれまでさまざまな場所で映画上映を実施されて来ましたが、最近では柳島キャンプ場にて野外フェスティバルを開催されました。食事、フリマ、ワークショップにマッサージまで自然の中でゆっくり楽しめる贅沢な大大フェスティバル。まさに輪輪シネマならではの世界観ですね。
依頼があればどこにでも出張されるそうです。地域の催しもの、子ども会、学校関係など少人数でも対応しますとの事。出張先はさまざまあると思いますが、話の中で有料老人ホームでの上映の話がスタッフからあり、私はすごくいいアイデアだと思います。今各地では高齢者の負担となっている買い物を支援する初の「出張商店街」が脚光を浴びています。 http://www.47news.jp/localnews/kanagawa/2013/08/post_20130828100012.html
商店街と老人ホームのコラボレーション、衣類、食品販売のみならず他にも映画上映や美容院などいろいろなニーズもあるでしょう。NPOもコラボレーションさせて頂くことで、さらに輪が広がり今後も続く高齢化社会に「楽しむ場」「活動の場」「交流の場」を提供することが出来、それが高齢者の生きがいにつながるのではないでしょうか?
最後に起業して一番うれしかった事は・・・の質問にお客様に「ありがとう」と感謝された時、大変なことは「お客様を集める事」、課題は「企画を一緒にやってくれる人」人材不足はどこも一緒ですね。私が輪輪シネマさんのここがいいなぁ~と思うところはリクエストに応えてくださる所です。昔懐かしいあの映画が見たいと思われたら、ぜひ長谷川さんにご相談してみてください!きっと希望が叶うでしょう(笑)・・・?
「映画館を造るには、時間と資金と長い過程が必要、その間に子どもが生まれたりと普通の生活を得ながら10年先を目指して進んでいきたい」と語って下さいました。また出張上映として映画の上映をしてみたい方の相談も承っています。
サポートセンターにも素敵なポスターが掲示されています。「こだわり」「情熱」が伝わってきて、ほんとに映画がお好きなんだなぁーと感じました。
雨の中、お時間をつくって下さって本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
輪輪シネマ http://wawacinema.com
090-1121-5799
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