茅ヶ崎駅北口から徒歩２０分程の住宅地にあるRIVENDEL（リベンデル）さんを訪問させていただきました。会員制貸農園・イベントスタジオを経営されている若いオーナーの熊澤弘之さん。とても感じが良く話しぶりは始終惹きつけるものがあり、目がきらきら輝いていました。ここが茅ヶ崎市の住宅街・・・と思うほど自然あふれる農園です。
熊澤さんは自然と人のつながりが見える場所が必要と土と向かい合い、おじいさまご夫妻がお住まいだった民家を改修され RIVENDELをオープンされました。お父様は大反対されたそうですが、どうしてもここでなければだめなんだと説得されました。強い「思い」と「こだわり」がひしひしと伝わってきます。
今ではお父様の方が熱心にRIVENDELに足を運ばれご協力して下さっているようです（笑）
農園にはいろいろな薬草もあり、熊澤さんはあえて手入れはしません。「自然生態を壊したくないし、それに雑草のように思われるかもしれませんが、ここにあるものは全部食べることが出来るんですよ」とおっしゃった。
この農園には未来があり人と植物が共存して生きています。食をとりまく意見の始終説得力があります。子供のころから染みついた食習慣への疑問の声が聞かれたのは少々驚きました。
ここは会員制になっていますが、ハーブが薫る花壇、ニワトリ小屋、ビオトープ、ピザ窯などワークショップでお仲間の輪を広げていかれた。すべてがみんなの共有地という考え方です。熊澤さんのお人柄の良さが人を呼ぶのでしょうね。
熊澤さんの周囲には次世代を担う素晴らしい人材が集まってくるように思います。彼らが夕方時間をつくりサポセンで雑想の時間を過ごす。そこに我々シニアも加えてもらえる、そんなゆったりした時間の使い方も悪くないと勝手に考えたりしています。
そして本業は？という質問には「農業・・・一番時間をかけているのが農業です」ときっぱり！将来は老後の拠点、みんなで農園に出て、自給自足のような生活、そして顔の見える関係でみんなが助け合える地域社会にしていきたいと展望を語って下さいました。
今回の訪問で対応して頂いた熊澤さんののびやかな発想、持続性を考えた無理のない運営など学ぶべきことが多くありました。茅ヶ崎にこうした宝のような人・地域があるように思え、うれしくなりました。
また、イベントスタジオではＢaby cafeが開催されていました。育児中のママが、子どもを気にせずにマッサージをしたりお茶しながら悩みを相談し合ったりママさん同士の交流の日でした。帰り際のママさんたちの笑顔が印象的でした。
趣味を活かしたイベントの開催をご希望される場合はお電話でお問い合わせください。1時間1000円とこれまたお安い！
途中、熊澤さん自ら作って下さった水出しミント茶をごちそうになりました。う～んさわやか！
大変お世話になりありがとうございました。今度はお友達グループで来たいなぁ～と思いました。
RIVENDEL ☎080-2243-3564
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